閉館後、絵の中にある塔の鍵を開け、姫を救い出す。恋に落ちて、しばらく幸せな時間を過ごす。朝が来ると必ず裏切られるので、姫を捕らえ、もう一度塔に閉じ込める。他の職員が出勤してくる前に塔に鍵をかけなくてはならないため、日によっては、眠らせたり呪いをかけたりもする。開館するころ、やっと帰宅できる。
新しい部署は、出世への近道と言われている。昼夜逆転なのは辛いが、恋愛中のやりとりと裏切りのパターンによって翌日の絵の様子が決まるため、とてもやりがいがある。
「短歌の超短編」投稿作
http://inkfish.txt-nifty.com/diary/2015/09/post-071d.html
結果
http://inkfish.txt-nifty.com/diary/2015/11/post-0f84.html
美術館館長T賞 受賞