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 病院のベッドで寝ている祖母の口元で、何かがかすかに光った。
 その小さな光は、そのまま、窓の外へ逃げていく。
「残念ですが……」
 先生が言った。

これに大幅に書き足して、豆本「超短編豆本 朝顔ノ巻」に収録。
書いたときのタイトルは「初夏の晩の思い出」。キーワードが「蛍」

豆本掲載作
その他の印刷物・雑貨掲載作

長編・連載モノなどは「カクヨム」に掲載しています。

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