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左手が使えない話

2022年10月23日

5月くらいから左手親指が痛くて、腱鞘炎かと思ったけれど治らないから整形外科に行ったら、母指CM関節症(他にも言われたけど忘れた)と診断されました。

装具をつけて生活して、何もしなくても痛い状態から、やっと使わなければ痛くない状態まで落ち着いた感じ。

余談。
私は右利きなんですが、道具を使わない作業を左手でやってるみたいで・・・。
気づいたのは何年か前で、でも今回改めて、いろいろ左でやってるなと自覚しました。
蛇口とかドアノブとかを回す、瓶とかペットボトルのフタを開ける、缶詰のフタとかプルトップ系のフタをひっぱって開ける、化粧水とか歯磨き粉とか上にパカッと開ける系のフタを開ける、手で切って袋を開ける、糸を結ぶとかコードを縛るとか、財布やポーチのファスナーを開ける、雑誌のページをめくる、封筒とかカードケースから中身を取り出す、などなど。
右でできることもあるんだけど、右だとできないことも多くて、かなり不便だった。袋は全部ハサミで開けることにした。

もし私が漫画描く人だったら、包丁を右で使うキャラが缶詰のプルトップを左手で開ける絵とか普通に描いてたと思う。
前から、漫画読んでて、全キャラが箸を鉛筆みたいに先に近い位置で持ってると気になって仕方なかったんだけど、やっぱり描いている漫画家さんは普段その位置で箸を持っているんだろうか。
たとえば、ペットボトルのフタをあけて、プシュって音がして、一口飲む、みたいなシーンを、
文章で表現するとしたら、フタを開ける手とボトルを持つ手がどっちかは書かなくてもいけるけど、
漫画だと、手を描かないのはあんまりないんじゃないかな、
・・・と思うと、絵って考えないとならないこと多くて大変だなぁ。

それで。

痛みが落ち着いたんで、久しぶりに豆本作って、
道具は右だから大丈夫かなと思ったら、
左もけっこう使ってて(特にカッター作業で定規を押さえるのが致命的だった)
今までみたいにいっぱいは作れないなと思いました。
ここ数年はイベント参加もなくてほとんど何もしてない状態でしたが、しばらくこんな感じが続くと思います。

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