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豆本「小さな歯車」メイキング

2018年2月17日

豆本「小さな歯車」を作りました。
2センチ×2センチ、厚み2ミリの豆本です。
カード型で、三つ折りに畳まれている形です。
詳細はこちら。

レジン用の歯車パーツを、紙に穴をあけた間に、OHPシートを蓋にして挟んでいます。

断面図にするとこんな感じ。

写真で見るとこんな感じ。

最初、穴のところを2枚で作ってました。
こんな感じ。

この場合、OHPシートは完全に蓋になります。紙の外に全部出ている感じ。

これが微妙に作りにくい気がして、もう1枚増やしてみたら、だいぶ楽になりました。

紙一枚余計に切るんだから、手間が増えるんじゃないかと思いますが、元のだと、OHPシートを切るのにきっちり切らなくてはならず、貼るのも綺麗にそろえないとならず、気を使うのがすごく大変です。改良版は、OHPシートを紙の間に挟んだので、ハサミで適当に切っても大丈夫で、はみ出さなければ紙と揃ってなくても問題なくなりました。(あとOHPシートと紙の貼り合わせ面の、紙の凸凹のせいでムラっぽく見えているのが、すごく気になってしかたなかったのですが、それも解消できました)
奥付のページとその隣の穴ページの裏同士を貼り付けないとならないのですが、試作版は、ここで一番左の穴ページの裏には糊を付けてはダメで(最後にOHPシートを貼るから、適当に糊を付けられない)、真ん中のページにだけ糊付けするのがすごく大変でした。それが改良版では、穴ページは3ページ全部の裏を糊付けしてOKなので(奥付とその隣のページ、残り2ページとOHPシートを同じ工程で貼り付ける)、ずいぶん楽になっています。
それから、歯車を挟むときに、試作版は糊を付けた紙の穴に歯車をセットしてOHPシートを乗せないとならなかったのですが、改良版は、OHPシートの蓋の方に歯車をセットしておいて、紙の土台の方に糊付けしてパタンと倒して貼り付けられるので、すごく楽になりました。

改良版はこんな感じ。試作のOHPシートは適当だったと自分でも思いますが、それにしても、こっちのほうが断然きれいにできてます。

それでもいつもより大変でした。
レジンなんてやらないのに買ってしまったパーツを使いたくて、考えたんですが、がちゃぽん用じゃなかったな、と・・・。

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